第5回『ぐんまちゃん』を観た
A「ゆうみとぐんまちゃん」
ぐんまちゃんの妹はゆうみ。
元々、ぐんまちゃんは「ゆうま」ちゃんという名だった。
突然「そんなに楽しくない」と言うぐんまちゃん。え?なんで?やばい、超かわいい。
「やっぱり、楽しくない」
とても苦しそう。唐突に病むぐんまちゃん、本当に大好き。
ぐんまちゃんはドーナツを食べる欲すらない。鬱じゃん。
家を出るときは楽しそうだったのに。
どうやら妹と母から言われた「お兄ちゃん」というワードに、責任を感じて、勝手に潰れたらしい。自滅するゆるキャラ。
前回、ナレーションが可視化したので、この回は責任が可視化する。
ロダン作『考える人』*1らしき「責任」が、ぐんまちゃんの頭に乗っかって、どんどん押しつぶしていく。
ぐんまちゃん、本当に苦しそう(´;ω;`)もはやお尻にめり込んでいる。
些細な一言によって、ぐんまちゃんの鬱状態は、一時的な躁状態に転換する。大丈夫かなぁ、このゆるキャラ。別にメンタルが不安定なことは咎めないけど、純粋に心配である。
でも、そんな兄の心理を、実は妹は見抜いていた。抜かりない。
この妹、将来モテるな。
ぐんまちゃんの声として、声優の高橋花林さんが優秀すぎると思うんだ。グッジョブ。
B「世界ハニワ大運動会」
オリンピック批判回かな。
ハニワ族の大会は、1000回も続いているらしい。さすが埴輪。
偉い人の話が長くてくどくて、早く競技を始めろよという愚痴は、ごもっとも。
eスポーツが紹介されていたように、群馬県はeスポーツ大会を誘致しているらしい*2。
しかも県庁内部に、「産業経済部戦略セールス局eスポーツ・新コンテンツ創出課」なる部門まである。すごいぞ、太一!
ナレーションは「スポーツの意味とは?」と問い、
「努力する選手に観客は自分の人生を重ね合わせて感動する。それがスポーツだ」
とセルフ回答。
う~~~ん。それでは選手本人の視点がない。それに、そんな綺麗な概念じゃないと思うけどな。
トランスジェンダーの方々の対応に議論や批判が飛び交うスポーツ界は、そろそろ大改革を起こさないと、硬直化した業界になってしまうぞと個人的に懸念している。男女を別にし、健常者と障害者を分けることは、正しいのか。
C「お母さんのお仕事」
ぐんまちゃんのお母さんはセレクトショップを経営している。
ぐんまちゃん「セレクトショップって何?」→買い付けた商品を売る仕事らしい。
つまり、転売屋ってことだよね?
陶芸品を立て続けに壊すぐんまちゃんを許せるこの作家は、聖人か、天使か。
そういえばGパワーの存在を忘れていた。
そんなパワーなくたって、癒されるのに。
「お・ありがとうございま~す」