第7回『ぐんまちゃん』を観た

A「キャンプへゴー!!」

キャンプに来たぐんまちゃん。そこはどこだ。榛名湖*1?赤城の大沼*2?菅沼*3
キャンプとかカヌーとか、レジャーには事欠かない、それが群馬県。アニメから確認できるのは湖畔であることだが、群馬県は湖畔のキャンプ場だけでも複数ある模様。*4
遊びとは、楽しいこと。

パパは子どもたちに、楽しさというか、いわゆるロマンを吹き込む。
感化された子どもたちはお手伝いをする。

一方その頃、ママは娘たちに毒見をさせていた。結構サイコな人物である。

私もキャンプしたくなっちゃった。

 

B「誰と遊ぶ?」
二人とも、私のために喧嘩しないで!という”ぐんまちゃんヒロイン状態”が勃発。

3人の組み合わせを一生懸命考えるぐんまちゃん。
3人内でペアを作る組み合わせは、[ぐんま+あおま][ぐんま+みーみ][あおま+みーみ]の3通り。やっぱり[ぐ+あ+み]が一番だね、と気がつき、計4通り。
これは①1人+2人の組み合わせ(3人グループから1人を選ぶ方法、₃C₁だよね
?)と、②3人一緒の組み合わせの合計である。

ゆうみが乱入して4人になっても、同様。
①1人+3人(4人から1人選ぶ方法 ₄C₁);4通り
②2人+2人(4人から2人選ぶ方法 ₄C₂)を2で割る;3通り
③4人一緒;1通り
計8通り
……なんだけど!問題設定は、「みんなぐんまちゃんと遊びたがっている」=ぐんまちゃんとペアになる方法を考えなきゃらしい。
そしたら、
①ぐんまちゃんと組む1人を3人の中から選ぶ(₃C₁);3通り
②ぐんまちゃんと組む2人を3人の中から選ぶ(₃C₂);3通り
③4人一緒;1通り
の計7通り
もしくは、

ぐんまちゃんがぼっちになる場合を全体の組み合わせから引けばいい。
ぐんまちゃんがボッチになるのは、1通り。
全体8通り‐ボッチ1通り=計7通り。

これを頭の中で計算できる7歳児すごい!!息切れしているのも納得笑

 

ここへパパとママが参入して計6人に。ぐんまちゃんはパニック。


この問題はセンター試験レベルな気がするのよね。
私は組み合わせの問題が苦手だったので、挑戦してみる。

条件なしの場合は、
①1人+5人(6人から1人選ぶ ₆C₁);6通り
②2人+4人(6人から2人選ぶ ₆C₂);15通り
③3人+3人(6人から3人選ぶ ₆C₃)を2で割る;10通り*5
④6人一緒;1通り
計たぶん32通り

ぐんまちゃんと同グループになる場合は、
①ぐんまちゃんと組む1人を5人の中から選ぶ(₅C₁);5通り
②ぐんまちゃんと組む2人を5人の中から選ぶ(₅C₂);10通り
③ぐんまちゃんと組む3人を5人の中から選ぶ(₅C₃);10通り
④ぐんまちゃんと組む4人を5人の中から選ぶ(₅C₄);5通り
⑤6人一緒;1通り
計31通り
かな?*6

あとは、「ぐんまちゃんがボッチの場合以外」と想定すれば、
ぐんまちゃんがぼっちになる場合は1通りなので、
上の計算が正しければ、全体32通り-1=31だから、ぴったりなんだけど。

結論としては、ぐんまちゃんの答えは31通り。
どうだ!(誰か教えてください)

ちなみに最後の食品を食べる順番は、4品を端から並べていけばよいので₄P₄=24通り?

C「温泉へ行こう」
アキオは自由人。
私は群馬出身なので、私にとって温泉は観光する場所というか、ドライブがてらふらっと立ち寄るところだった。

草津温泉は足湯を24時間利用でき、賽の河原が幻想的なので、深夜のドライブにもってこいだ。休みの日に友達と夕飯を食べた後に目的のないドライブをし、夜中24時に草津に着いて、朝5時まで賽の河原でくっちゃべる、なんてことをしていた。

さて、アキオのルートは以下の通り。
くさつ温泉
いかほ温泉
しま温泉
おいがみ温泉
みなかみ温泉
いや、その順番で回るか、普通?Googleマップにこの順番で入力すると、移動時間だけで4時間7分かかる。*7

この回、ずっと気になっていたんだけど、
一般的には、赤城山の神は赤ムカデで、男体山の神は白蛇だよね?
いくつかの赤城神社にはムカデの彫刻が施されているって聞いたことあるし、日本昔話では赤城のムカデと日光の白蛇が闘っている*8
でも老神温泉の伝説はなぜか両者の神が逆転している。
一説によると、老神温泉の祭りを復興させるときに、神を取り違えたのでは?と言われているらしい。*9案外、適当だな。

イマジナリーフレンドとは、幼少期の空想上のお友達のことを指すらしく*10
ぐんまちゃんが空想する分には年相応だからいいんだけど、
アキオの場合はただの幻覚だ。

*1:

榛名湖オートキャンプ場

*2:

www.maebashi-cvb.com

*3:

gunma-dc.net

*4:

湖畔 - ぐんま de キャンプ !!

*5:

③の場合、「3人」という枠が2つできて見分けがつかないので、更に÷2が必要だよね?先述4人の場合の計算でも訳分からなくなったんだけど…。
A~FのうちABの2個を選んだ場合、残りCDEFは4個なので組み合わせとして区別できる。
しかしABC3個選んだ場合、DEF3個が残る。これはDEF3個選んだ場合の組み合わせとダブる。そうすると₆C₃÷2で10通り

*6:

以前計算したときは、5人から1人選ぶ方法と5人から4人を選ぶ方法に区別を付けずに16通りと計算してしまった。でもそれは多分間違いで、

例えば5人の中から1人あおまを選んだ場合、
ぐんまちゃんとペアになることを無視できれば、[あおま][他4人]と[他4人][あおま]の組み合わせは同じものと考えられるけど、
問題設定はぐんまちゃんと組まなければいけないので、[あおま+ぐんま][他4人]と[他4人+ぐんま][あおま]は違う組み合わせとなる。
だから、5人の組み合わせの方法(15通り)×2パターン+1通り(6人一緒)で31通り。

*7:

まず草津スタートが現実的ではない。
どの温泉も県の端っこにあるからどう回っても都合が悪いのだけど、伊香保→(高速)→老神→水上→四万→草津で、3時間57分になった。

*8:

まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 赤城と日光の戦い

*9:

県立図書館においてあった、小暮淳著『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』という本に書いてあった。群馬でしか手に入らない本らしい。一度読んだけど、出版社等の詳細不詳

*10:

イマジナリーフレンド - Wikipedia